カスタマーハラスメントに対する基本方針を定めました

「カスタマーハラスメントに対する基本方針」

令和7年9月10日

1. はじめに

 弊所は、「誰もが孤立せず、後悔しない人生の実現」という基本理念の下、安全・安心な相談対応窓口を提供するため、お客様の要望に真摯に対応し、より満足度の高いサービスの提供に向けて取り組んでいます。また、お客様からお寄せいただくご意見・ご要望は、弊所のサービスの改善・品質向上において、大変貴重な機会と考えております。

 一方、一部のお客様の要求や言動の中には、従業員の人格を否定する暴言、脅迫、暴力など、従業員の尊厳を傷つけるものもございます。こうした社会通念に照らして著しく不当である行為は、従業員の就業環境を悪化させるだけでなく、安全・安心なサービスの提供にも悪影響を及ぼしかねない重大な問題であります。

 従業員の安全な就業環境を確保することで、従業員が安心して業務に取り組むことが可能となり、ひいては、お客様との関係をより良いものとすることにつながると考え、ひだまり行政書士事務所/カウンセリングオフィスにおける「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を定めました。


2. 弊所におけるカスタマーハラスメントの定義

 弊所では、カスタマーハラスメントを「お客様から従業員に対して行われる著しい迷惑行為であって、従業員の就業環境を害するもの」と定義します。

 具体的には、以下のような行為を指します。あくまで例示であり、これらに限られるものではありません。

• 暴力行為

• 暴言・侮辱・誹謗中傷

• 威嚇・脅迫

• 従業員の人格の否定・差別的な発言

• 土下座の要求

• 長時間の拘束

• 社会通念上相当な範囲を超える対応の強要

• 合理性を欠く不当・過剰な要求

• 会社や従業員の信用を棄損させる内容や個人情報等をSNS等へ投稿する行為

• 従業員へのセクシャルハラスメント、SOGI※ハラスメント、その他ハラスメント、つきまとい行為 など

※「SOGI」(ソジ)は、性的指向(sexual orientation)と性自認(gender identity)の頭文字をとった略称


3.カスタマーハラスメントへの対応(所内)

• カスタマーハラスメントを受けた場合、従業員のケアを最優先します。

• 従業員に対して、カスタマーハラスメントに関する知識・対処方法の研修を行います。

• カスタマーハラスメントに関する相談窓口の設置や警察・専門家等の連携など体制を整備します。


4.カスタマーハラスメントへの対応(所外)

• 問題解決に当たっては、合理的かつ理性的な話し合いを行いますが、弊所がカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合、対応を打ち切り、以降のサービスの提供をお断りする場合があります。

• さらに、悪質と判断した場合、警察や外部の専門家等と連携の上、毅然と対応します。



上記基本方針を定めたことに伴い、「カスタマーハラスメント対策に関するマニュアル」を所内にて整備いたしました。

ひだまり行政書士事務所/カウンセリングオフィス

遺言・相続・後見業務、ひとり親・おひとりさま女性の老後・終活支援を強みとする女性行政書士です。社会福祉士、カウンセラーとしての専門性を活かしながら、気持ちの整理から課題解決に至るまでのトータルサポートをめざしています。「こんなことを聞いてもいいのかな?」を感じさせない雰囲気づくりが強みの事務所です。悩みが悩みになるその前に、まずはお気軽にお問い合わせください。

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